2008年02月05日

弁護士費用って,どのくらいかかるの?

 弁護士費用は,現在自由化されており,それぞれの弁護士によって異なります。都心では,タイムチャージ制の弁護士もいますが,たいていは,着手金,成功報酬,実費の3つに分けている弁護士が多いです。
弁護士費用の目安.bmp
 着手金とは,事件の開始にあたって弁護士が受け取る弁護士費用です。あくまでおおざっぱな目安ですが,交通事故の場合,相手に対して請求する金額の10%だったり,固定で30万〜50万円と言ったところが相場でしょうか。この,着手金については,交渉・訴訟の成功,失敗にかかわらず,原則として返金はされません。
 成功報酬とは,事件が終了し,結果(=勝訴判決,保険金が支払われた等)が出たときに,結果の割合に応じて支払う弁護士費用です。目安としては,相手から支払われた金額の10%〜20%弱くらいだと思います。
 費用とは,裁判所に納める手数料や,コピー代などの実費です。裁判所の手数料は,請求金額の0.5%〜1%くらいになることが多いですし,通常は,実費がそれほど高額になることはありません。ただし,後遺症が争点になる場合などで,大量のカルテがある場合や,レントゲンフィルムのコピーが必要な場合には,コピー代が10万円を超えてしまうこともあります。

 その他,裁判に行くたびにお金がかかるとか,裁判が長引いたらその分追加料金が発生するとかいうのは,通常はありません。
 弁護士は,依頼者から請求されれば,見積りを作成する義務があります。費用倒れになる可能性はないのか,追加料金はあるのかないのか,しっかりと事前に確認するようにしましょう。
 また,最近では,事故の際の弁護士費用が補償される保険も増えています。自分の保険が,弁護士費用が補償されるタイプかどうか,確認することも重要ですね。

 弁護士費用については,下記のリンクが参考になると思いますので,ご活用下さい。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/attorneys_fee/
↑ 日本弁護士会連合会ホームページ
ニックネーム 弁護士 中井陽一 at 17:00| 弁護士費用